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セミナーレポート

SDGs(持続可能な開発目標)と事業戦略
―統合報告の優良事例とともに―

JICA(独立行政法人国際協力機構)
企画部参事役 SDGs推進班
紺屋 健一様

紺屋 健一

JIN(一般社団法人Japan Innovation Network)
シニアマネージャー
小原 愛様

小原 愛

開催日:2017年3月9日

2015年秋に採択されたSDGsは、日本においても新しいビジネス機会として注目を集めています。実際にSDGsをビジネス機会と位置づけ、事業戦略に採り入れていくために、どのように活動すればよいのだろうか?また、どのような成功事例があるのだろうか?――こうした関心に応えるため、SDGsと事業戦略をテーマに講演していただきました。

01SDGsとグローバルパートナーシップ

紺屋 健一様
JICA(独立行政法人国際協力機構) 企画部参事役 SDGs推進班

SDGsはチャレンジングな目標であり、民間企業をはじめとした様々な方々の参画、パートナーシップが求められています。SDGs採択の背景や日本政府の方針をふまえ、JICAの果たす役割・産民官学とのパートナーシップの事例を紹介いただきました。また、民間企業の方々に期待する役割とJICAの新たなSDGsビジネス調査制度等を解説していただきました。

ご参加いただいた企業様からは、「SDGsは漠然とした国際貢献のイメージだったが、自社事業の新たなニーズ開拓につながることが理解できた」、「『SDGsやってます』とレポートに掲載することがゴールでないことを実感した」とのご感想をいただきました。

図:チャレンジングな目標

02SDGsとイノベーション

小原 愛様
JIN(一般社団法人Japan Innovation Network) シニアマネージャー

JINは、SDGsの達成をイノベーションの機会として捉え、日本発のビジネスでSDGs達成を目指すオープンイノベーション・プラットフォーム「SHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)」を国連開発計画(UNDP)と共同で運営しています。この「SHIP」の取り組みを中心に、国内外の多様なステークホルダーを巻き込んだイノベーションの創出についてお話いただきました。

「イノベーション=斬新なアイデア/新規事業」といった思い込みを捨て、「本業の革新と新規事業という二本立ての活動」をイノベーションと捉えること。SDGsをビジネスで達成可能な目標に分解していくこと。こうした発想のもとで、日本企業が不得意とする「事業を構想する力」を強化していくことの重要性を、事例とともに解説いただきました。

図:SDGsを分解し、ビジネスで達成可能な目標にする

ブレーンセンターからのメッセージ

セミナーの最後に、ブレーンセンターから「SDGsに関するレポーティングの先進事例」について調査結果を報告しました。二つの講演を受けて、「SDGsに関わる活動を、どのようにレポーティングしているのか」という観点から、国内外の先進的な事例を、数社ピックアップして解説させていただきました。

多くの企業様にご参加いただいたけたことからも、SDGsや統合報告に関する関心の高さ・お悩みの深さを実感するセミナーでした。今後も、IR・CSRコミュニケーションをご支援する立場から、実務ご担当の皆さまのお悩みに応えるセミナーやサービスを提供してまいります。

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