2023年度に創業50周年を迎えるリゾートトラスト様。グループ全体で多彩な事業を営み、サステナビリティに関する取り組み内容も多岐にわたっています。そうしたなかで、ステークホルダーに対する情報発信については、「わかりにくい」「タイムリーな発信ができていない」といった課題をお持ちでした。こうしたお悩みを受けて、当社がサステナビリティサイトの構築をお手伝いさせていただきました。

既存のサステナビリティページをベースに、開示情報の整理と、回遊性向上に向けたデザイン・コンテンツの見直しを行いました。デザイン面では、リゾートトラスト単体ではなくグループのサイトであることを前提に、リゾートトラスト（単体）様が運営する会員制リゾートホテルの高級感ではなく、グループの「事業」や「人」をイメージさせる方針としました。同社グループのグループアイデンティティ「ご一緒します、いい人生～より豊かで、しあわせな時間（とき）を創造します～」から連想し、トップページのファーストビューでは年齢や肌の色などが多様な人々を登場させることで、多様性を表現しつつ、一目で「わくわく感」が伝わるデザインを提案。スクロールするとグループの事業に関連したイラストが登場するなど、リゾートトラストグループならではのデザインとなるよう工夫を凝らしました。

コンテンツ面では、マテリアリティのテーマ軸と、ESGの3軸に基づいて、グループの取り組みや考え方を再整理。これに基づいて全体に見出し・リンク構造の見直しを行い、必要な情報にすぐアクセスできるよう導線を構築しました。さらに、オウンドメディア「サステナブル・ストーリー」を提案。サステナビリティへの最新の取り組みについて、従業員を含むマルチステークホルダー向けに、タイムリーに発信することで、取り組みへの理解を促しています。