投資家向け広報(IR支援)
KPI策定、統合報告書制作支援
1961年創業。リチウムイオン電池などを扱うエネルギー事業、建築・建材用・半導体工程用テープなどを扱う機能性部材料事業、各種レンズなどを扱う光学・システム事業、健康・理美容機器、電設工具を扱うライフソリューション事業の4領域で事業を展開する。電池や記録メディアの製造で培った「まぜる」「ぬる」「かためる」という3つのアナログコア技術を強みに、「社員・顧客・社会にとってのMaximum Excellence の創造」を目指している。
2021年にマテリアリティの特定を実施されたマクセル様。その後、具体的なKPIを策定されるにあたって2022年に当社にお声がけいただきました。加えて、策定したKPIとその運用状況について統合報告書で報告していきたいとのご要望も浮上したことから、コンサルティング~企画制作まで一連のプロセスとして支援させていただきました。
KPIの策定では、事業内容が多岐にわたることから、事業ごとにKPIを考察する作業が必要と判断。事業部門や関連する管理部門の社員様も参画いただく全社プロジェクトと位置付けて、ワークショップのファシリテーションから、情報整理・まとめまで一括でお手伝いしました。
統合報告書は2022年版から制作を支援。企画にあたっては、策定したKPIごとの状況や目標達成に向けた取り組み、また中期経営計画に基づく戦略や方針について、わかりやすく報告することを重視しています。
価値創造プロセスでは全体のプロセスを提示するだけでなく、KPI策定の過程で実施したワークショップの内容をもとに、事業ごとのインプット(投入資本)・ビジネスプロセス(ターゲット市場と戦略)・アウトプット(生み出す製品・サービス)・アウトカム(事業/社会/環境価値)を訴求しました。
丁寧なレスポンスに助けられました!
マクセル株式会社
コーポレート・コミュニケーション本部 広報・IR部 IR課
ご担当者様
当社は2020年に新たな経営の基本方針「MVVSS(MISSION、VISION、VALUE、SPIRIT、SLOGAN)」を定めました。「独自のアナログコア技術で、社員・顧客・社会にとってのMaximum Excellenceを創造する」というVISION実現に向け2021年に7つの重要課題(マテリアリティ)を特定し、20のアクションプランを定めました。また、2022年に重要課題のアクションプランを確実に実行していくためのKPIを設定しました。
2023年の統合報告書ではKPIの進捗を冊子全体を通して掲載することで、当社の状況をご理解いただきやすい構成をめざしました。また、研究開発、設計、製造、営業など、社員の声を出来るだけ大きく取り上げることで、より親近感を持って読んでいただけるように工夫しました。
ブレーンセンター様には2022年の統合報告書の制作から「当社の多岐に渡る事業の価値創造プロセスをどのようにステークホルダーの皆さまに伝えていくか」という難題にも真正面から向き合っていただいており、KPIの設定においても貴重なご意見をいただきました。
今後も更に改善を進め、当社の企業価値向上に資する統合報告書の制作に取り組んでいきます。