ブレーンセンターは、創業時から、出版、映画、教育、経済、アートなどの各分野において、文化的価値を見出し、文化活動と経済活動を両立させながら、文化の発展に寄与してきました。文化の発展の為に、先人たちに学び、次世代の表現者たちと一緒に歩んできました。
その文化活動と経済活動を両立した粋たる象徴が、創業17年目、1992年竣工の本社ビル「風の万華鏡」です。
「風の万華鏡」が建つ地は、江戸時代末期、救民の旗印を掲げた大塩平八郎の乱で知られる大塩中斎が、私塾洗心洞で蜂起してから天神橋で鎮圧されるまで駆け抜けた、大川右岸にあります。
歴史と思想が息づく場所に、現代の世界的芸術家、風の彫刻家といわれる、新宮晋さんに総合設計デザインをして頂きました。新宮晋さんの建築作品は、世界で「風の万華鏡」だけです。
青年ベンチャー企業でも、著名な芸術家と手を結ぶことで、オリジナリティ、クリエイティビリティ、世界に通用するものが作れました。あきらめなければ必ず何かを成し遂げられるという、わが社の精神的なシンボルでもあります。
これからも、先人たちと次世代の表現者たちと一緒に、「風の万華鏡」を通して世界へ発信し続けます。
コミュニティ・シネマへの取り組み
ブレーンセンターは、シネ・ヌーヴォ、シネ・ピピアとともに、地域の文化発信拠点として市民・行政・企業との連携を模索する「コミュニティシネマ大阪」の活動を支援しています。
- コミュニティシネマ大阪
- 大阪を根拠地に、多様な映画・映像作品の上映、「おおさかシネマフェスティバル」の開催、ワークショップや講座の実施、映像作品や文献の収集・保存、および映像作品の制作・配給、さらに文化芸術全般のアートセンター活動に関する事業を行い、広く市民の皆様に多様な映画・映像その他文化芸術作品の鑑賞機会を提供し、また映画・映像その他文化芸術活動に携わる人材を育成するなど、文化的に豊かな社会の実現に寄与することを目的とします。
- 大阪アジアン映画祭

- 大阪アジアン映画祭は、大阪をアジアのポップカルチャーの交流・創造・発信拠点とすることをめざし、行政、経済界、在阪民間放送局が一体となり推進しているムーブメント「OSAKA ASIAN BEAT」のメイン事業として開催します。
今年は「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」というテーマのもと、アジア映画最新作初上映をめざし、アジア映画を評論する第一人者・暉峻創三(てるおか・そうぞう)氏を新たにプログラミング・ディレクターに迎え、ジャパンプレミア8作品を含む劇場未公開11作品を一挙初上映。これまで以上に多彩なゲストを迎え、観客との質疑応答の機会も拡充し、より交流を深めるとともに、映画・文化の魅力が咲き誇る映画祭を行います。ぜひ、この機会に多くのアジア映画に触れて、新たな魅力を発見してください。
- おおさかシネマ フェスティバル
- 「映画ファンのための映画まつり」として関西の映画ファンに広く支持されてきた、大阪ならではの映画祭。恒例のベストテン作品賞・個人賞のイベントでは、年間200本以上の映画を見た方々からなる投票委員による投票をもとに、選考委員会で、昨年の1年間に大阪で公開された映画を対象として、個人賞は優れた技量を有するとともに「大阪・関西」縁りの方々であることを大きな判断材料として決定します。
今年からは「大阪アジアン映画祭」と統合し、日本映画のお祭りとアジア映画の祭典という一大映画イベントとして開催します。各賞を受賞されたゲストの皆様をお迎えし、ベストテン発表&表彰式を開催するほかにも、「プガジャの時代」「ガキ帝国」など各種イベントの開催、新作プレミア上映なども行います。
「写真と他メディアのコラボレーション」を実現した
ブレーンセンターギャラリー

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主な招待作家
- 赤崎みま
- 荒木経惟
- 泉 茂
- 岩宮武二
- エメット・ゴーウィン
- 大野木 恵
- 岡野 満
- 奥野安彦
- 小本 章
- 金澤 徹
- 小松原 緑
- 新宮 晋
- 鈴鹿芳康
- 田中幸太郎
- 玉野井いづみ
- 内藤忠行
- 福田新之助
- 福田伸
- 元永定正
- 山沢栄子
- 勇崎哲史
- ユージン・スミス (抜粋)
「日本映画の活性化」をめざした
日本映画講座11年の招待監督44人


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主な招待作家
- 石井 深
- 井筒和幸
- 井上和男
- 今井 正
- 今村昌平
- 浦山桐郎
- 大島 渚
- 大庭秀雄
- 筧 正典
- 加藤 泰
- 亀井文夫
- 熊井 啓
- 倉田準二
- 黒木和雄
- 貞永方久
- 篠田正浩
- 新藤兼人
- 鈴木清順
- 橘 祐典
- 谷口千吉
- 西河克己
- 野村芳太郎
- 深作欣二
- 降旗康男
- 堀川弘道
- マキノ雅裕
- 丸山誠治
- 三村晴彦
- 山根成之
- 山村 聰
- 吉田憲二
- 吉村公三郎 (抜粋)