コロナ禍で問われる、企業のミッション・ビジョン
これからの時代に、投資家に響く統合報告書とは?
~ウェビナーレポート~
開催日:2020年10月16日
社会が目まぐるしく変わるなかで、企業に求められる情報開示も、刻一刻と変容しています。事業ポートフォリオ転換を含めた長期ビジョンや、その実現に向けた戦略など、ますます長期的な視点が求められています。今回のウェビナーでは海外の投資会社で活躍する長期投資家の方に登壇いただき、「長期投資家としての投資スタンス」「ミッション・ビジョン、パーパスを重視する理由」について講演いただいたほか、国内企業の事例を通じて「統合報告書のトレンド」についても紹介しました。約180名の皆様にご参加いただき、数多くの質問や感想をお寄せいただくなど関心の高さが伺えました。
01長期投資におけるミッション・ビジョン、パーパスの重要性
ミッション・ビジョン・パーパスは、企業活動において“原点”ともいえる役割を果たしています。長期投資家が特に関心を持つ「ユニークネス」と「ダイナミズム」という2つの視点から、ミッション・ビジョン・パーパスが重視されている理由を解説しました。
02投資家の統合報告書活用視点
投資家が企業を分析する際のフレームワークや、統合報告書を読む際に重要だと考えていることについて解説しました。「ミッション・ビジョン・パーパス」「ビジネスドメイン」「ビジネスモデル」「戦略」「組織人財」などをバラバラに理解するだけでなく、それぞれのつながり・整合性を重視しているということをお伝えしました。
03統合レポートのトレンド
「長期ビジョン・パーパスの開示」「社会的インパクトの開示」「情報発信手法の多様化の進展」という観点から、事例を交えて統合レポートのトレンドをご紹介しました。
また、GRIスタンダードやIIRC統合報告フレームワークをはじめとした各種フレームワーク改訂のポイントを解説しました。
04セミナー後アンケート結果
今回のウェビナーは、96%もの方々から「とても参考になった」もしくは「参考になった」との回答をいただきました。統合レポートのレベルアップを図る企業様が多いなかで、「トレンドや好事例を知れてよかった」「投資家の考え方を聞けたのがよかった」といったコメントが数多く寄せられました。今後も皆様のご期待に応えられるようなウェビナーを準備していきます。ぜひご参加いただきますようお願いいたします。