投資家向け広報(IR支援)
統合報告書企画制作支援
1931年に「竹岸ハム商会」として創業。以降、「おいしさと感動で、食文化と社会に貢献」をめざし、ハム・ソーセージの製造を起点に食肉事業、加工食品事業を展開している。近年では、シンガポールをはじめアジア圏に事業を拡大。また、持続的な成長を図るために、2020年9月に「プリマハムグループの重要課題(マテリアリティ)」を特定し、アニマルウェルフェアへの対応を進めるなど、サステナビリティマネジメントを追求している。
当社ではプリマハム様の社会・環境報告の制作を長年にわたりお手伝いしてきました。2019年以降は統合報告書の制作をお任せいただき、本ツール(2021年版)で3年目となります。2021年度の制作にあたっては、「未来志向」と「投資家視点」を重視したレポートをつくりたいとのご要望をいただきました。そこで、どのような長期的なビジョンで何を実現しようとしているのか、そのための課題は何で、現在はどのようなことに取り組んでいるのかが読者に伝わりやすい構成・デザインを意識して制作を進めました。
全体を大きく「成長戦略」と「重要課題(マテリアリティ)」という2つの章に分けて構成し、各章それぞれの情報の深化を図りました。また、「重要課題(マテリアリティ)」については、統合報告書で「現状の課題/目標・KPI/主な施策」などを報告するとともに、別途ESGデータブックを制作して「方針/推進体制/関連する取り組み/関連データ」などの詳細を開示。統合報告書本体と“補足ツール”の2つに開示を分担させることで、全体としては内容を充実させつつ、それぞれのツールでは読みやすい情報量・レイアウトを保てるように工夫しました。
多くの提案と柔軟な対応のおかげで、より目的に合ったレポートになりました。
プリマハム株式会社
総合企画本部 総合企画室
田島 理 様
私たちプリマハムグループは、2021年4月に、目指す姿を「おいしさと感動で、食文化と社会に貢献」に改定しました。
この目指す姿のもと、すべてのステークホルダーの皆様に向けて「弊社グループへのご理解を深めていただくこと」「企業価値の向上に向けた中長期の戦略と実現プロセスを理解していただくこと」を統合報告書ならびにESGデータブック作成の目的としています。
ブレーンセンターの皆様には、2019年から引き続き多大なご支援をいただきました。とりわけ2021年は、私たちの要望にお応えいただき、多くのご提案とご意見を頂戴して、議論を交えながら作成を進めることができました。その結果、より一層目的に合致した統合報告書が作成できたと考えています。さらに、私たちが課題と認識していた英文版についても、原文に込めた意図を的確に表現してくださいました。
これらのことはブレーンセンターの皆様の柔軟なご対応なしに達成することはできませんでした。
今後も統合報告書・ESGデータブックに限らず、さまざまな形でのご支援のほどよろしくお願いいたします。