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クライアント企業の情報開示、ブランディングの進化・深化を考える
ブレーンセンターの「視点」
ビジョン・戦略ストーリー動画の可能性貴社が歩む「未来への道筋」を、映像を用いてエモーショナルに。

ストーリー動画が深い理解・共感を促す
動画には目的に応じて様々な構成パターンがあります。
例えば、YouTubeなどで公開されているマーケティングを目的とした動画は、視聴者が離脱する前に重要なポイントを伝える必要があるため、動画の冒頭部分で結論を述べる構成にすることが多くあります。従って、そのような動画は、製品・サービスの特長を端的に知ることはできても、詳細な説明や背景情報が特長と結びつきにくく、納得しづらい動画になりがちです。
一方、「ストーリー動画」は、伝えたいことを物語の力で見せていきます。例えば、製品プロモーションをストーリーで見せる場合、その製品の機能や特長だけでなく、開発の経緯、つくり手が製品に込めた想いなども映像に盛り込み、その文脈の中で製品を紹介します。こうすることで、視聴者により共感してもらいやすい映像となり、製品へのファン化を促します 。

伝えづらいことこそ、ストーリー動画が最適
企業が作る動画において、理念やビジョン、サステナビリティに対する考え方などは視聴者に伝わりにくいと言われています。それは、これらの要素が概念的で、単純に結論だけ映像化しても理解・共感されないからです。そこで「ストーリー」の中で紹介すると、社会背景やそれと自社とのつながり、策定に至った背景、今後の展開、視聴者に提供する価値などを総合して理解できるため、共感を得やすくなります。
ストーリー動画の特長
ストーリー動画のメリットを具体的にお教えすると以下のようになります。
1. エピソードを視聴者にも疑似体験させられる
考え方や未来像を示す場合、なぜそこに至ったのかを示すと、より理解が深まります。またそのような見せ方にすることで、視聴者自身の体験と重なり、より共感を得やすくなります。2. 歴史、強みなど事実に基づく展開ができる
企業には、積み重ねられた歴史や、そこから得られた技術、サービス、思想(強み)などがあります。伝えたいこととそれらの事実を組み合わせることで、より納得しやすい構成を構築できます。3. エモーショナルに訴えられる
エモーショナル、つまり感情的に表現するには、映像と音や音声を組み合わせるのが効果的です。そのシーンにあわせた演出をすることで、より感情移入しやすくなり、また記憶に残すことができるようになります。4. 概念的な要素の関係性を理解させやすい
概念的な要素は模式図やイメージ図で表現すると、要素間の関係性を理解しやすくなります(理念体系図など)。このとき、動画であれば、アニメーションやナレーションを使いながら、順序立てて説明することができ、より理解が深まります。
こんな場面で使える、企業の内面を訴求するストーリー動画
このように、ストーリー動画は企業が自社の考えや取り組みを紹介する動画として、特に、以下のような場面では非常に有効です。
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社員教育自社の考え方、教訓を学ばせる
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ビジョン・パーパス・理念浸透自社が大切にしていること、目指す姿を示す
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サステナビリティ・SDGs自社の社会に対する姿勢や取り組みを示す