ブランディング・広報
サステナビリティ・CSR広報
人的資本レポート制作支援
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス、転職サービス、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織に関わる多様なサービスを展開している総合人材サービスグループ。次世代のイノベーション開発や、アジア・パシフィック地域を中心とした海外でのサービス拡大にも積極的に取り組んでいる。
「株主・投資家からの期待を超えた開示をしたい。またそれだけにとどまらず、様々なステークホルダーに対してパーソルの人的資本の取り組みが伝わるレポートにしたい」とご相談を受け、パーソル様の初となる人的資本レポートの制作をお手伝いさせていただきました。
コンテンツ面については、メインターゲットである株主・投資家の関心・期待に応えられるような内容となるよう、「パーソル様が人的資本をどのように捉えているのか」「進行中である中計2026において人的資本をどのように位置づけ、取り組んでいるのか」という点を意識しながら、その独自性と社会貢献性を印象付けられるよう企画しました。
また、「幅広いステークホルダーの方々にも伝わるレポート」をコンセプトに、明解で伝わりやすい構成を意識しました。一例として、誌面をWhy、What、Howの3展開とし、取り組みごとの意図やねらいを明示できるよう設計しています。
デザイン面では、上述のコンセプトに加え、「グループビジョン『はたらいて笑おう。』やグループ理念体系が想起されるものとしたい」というご要望を踏まえて、デザイン方針を「共感と理解」と設定。写真、イラストなどを活用し、パーソルグループのビジョン・理念体系をもとに、働く楽しさ、働いている人々の笑顔、企業としての誠実さや成長性を印象付けるようなデザインとしました。このほか、目的のページをスムーズに参照できるよう、各ページ左側にナビゲーションを設置しています。
当社グループの人的資本の取り組みとその想いを分かりやすく伝える支援をいただきました
パーソルホールディングス株式会社
グループ人事本部 人事企画部 人事データ戦略室
ご担当者 様
当社グループとして初めての人的資本レポートを制作するご支援をいただきました。
テンプスタッフ創業から50年を迎えた2023年、グループの次の50年に向けた新たな一歩としてパーソルグループ中期経営計画2026(以下、中計2026)を発表し、2030年のありたい姿として「“はたらくWell-being”創造カンパニー」を掲げました。
この中計2026において、事業成長のエンジンの一つとして掲げる「人的資本」はグループ最大の財産であり価値創造の源泉です。今回の人的資本レポート発行の目的は、中計2026で定めた人的資本の方針を軸に、私たちが大切にしている考え方や想いとあわせて、取り組みの内容や実績を具体的かつ定量的にまとめること、それらを通じて、株主や投資家をはじめ、幅広いステークホルダーの皆さまに対し、パーソルグループの人的資本に関わる取り組みをより深く理解していただくことでした。
ブレーンセンター様にはその目的や意図を深く理解・共感いただき、全面的にレポート制作をご支援いただきました。初めての制作となり、途中の企画の変更も多くありましたが、それらに対して柔軟に対応いただけたことに深く感謝しています。またパーソルグループの取り組みを様々な切り口から理解いただく仕掛けとして、当社社員の座談会や外部有識者との対談の記事を制作しましたが、こういったコンテンツもブレーンセンター様からのご提案から実現したものです。結果、完成した人的資本レポートは、投資家の方々のみならず、顧客企業やグループで働く従業員からも「パーソルの人的資本に関わる取り組みをより深く理解するきっかけになった」とご好評いただき、当初の目的を大きく達成したと感じております。本当に有難うございました。