ブランディング・広報
コーポレートサイトの制作支援
1948年に島津製作所の標本模型事業を受け継いで発足。医学・看護教育教材の草分け的存在として知られ、研修に用いられる実習モデル・シミュレーターの開発製造では国内トップクラスのシェアを有する。
70年以上の歴史を有し、模型をはじめ数多くの製品を医療・看護分野向けに送り出してこられた京都科学様。製品ラインナップはシステムも絡んだ複雑なものからシンプルな消耗品などにいたるまで多種多様であり、これらの情報を網羅・一体化した見通しのいいデータベースの構築が課題となっていました。「代理店を通じた販売に取り組む海外での企業ブランディングに役立てたい」「リクルーター向けの情報発信ももっと充実させたい」といったご意見もあり、これらの課題を解決するWebサイトの制作を当社がお手伝いしました。
製品情報においては、いわゆるロングテール構造を踏まえて情報を整理しました。それぞれの製品について、網羅的で定型的な情報を掲載する「製品データ」と、それ以上の詳しい内容を自由度の高いフォーマットで発信する「製品情報」の2種類のページを組み合わせて表現することで、データベースの統合を実現しています。
採用サイトでは、ページトップにリクルーターが知りたい情報を集約しました。「会社の特徴」「職種、先輩社員」「働く環境」などについてスクロールだけで確認でき、そのままエントリーが可能です。
これらに加えて、Webサイト全体でアクセシビリティを意識。単にアクセシビリティの規格に適合させるのを目的とするのではなく、実際の利用を想定して設計を行いました。例えば、肢体不自由などでマウスが使えないキーボードだけで操作するユーザー向けにTabキーでアコーディオンも開けるようにするといった工夫を凝らしています。また、さらなる試みとして、「フォント選択」ボタンを設置。老眼で細いフォントが見えないユーザーが文字を太くしたり、学習障害で明朝フォントが読みにくいユーザーが文字をゴシック体に変更したりできる構造とし、一歩進んだアクセシビリティのスタイルを提案しました。
海外での成長を目標にしたリニューアルに応えていただけました。
株式会社京都科学
ご担当者様
今回、約10年ぶりに当社Webサイトをリニューアルしました。特に海外での成長を目標としたリニューアルでしたので、グローバルサイトの製作経験が豊富、かつ外国語ネイティブが在籍しているという点にも着目し、ブレーンセンター様に依頼しました。
コロナ禍で素材写真の撮影取材も思うようにはいかなかったのですが、持っている素材を活かしてうまくコンテンツにまとめていただき、予定通りにオープンできました。また、企業ブランディングにおいては、サステナビリティなどの観点から弊社の魅力を最大限に引き出していただき、同時に勉強にもなりました。
Webサイトのオープンはあくまでスタートですので、今後のSEO対策などについても引き続きよろしくお願いいたします。