総合化学メーカーとしてグローバルに事業を展開されている東ソー様。近年では、各国・各地域のさまざまな社会課題の解決に資する製品開発に注力しており、2018年6月には、従来の「経営基本方針」に代わるものとして「東ソーグループCSR基本方針」を策定されました。このようにCSRを経営の中核に据えて取り組んでいかれるなかで、CSRに関する情報発信も充実させていきたいと考えられ、当社にご相談をいただきました。そこで、冊子レポートの内容刷新に加え、WebサイトへのCSRコンテンツの新設をご提案しました。

Webサイトは網羅的な情報を開示するツール、冊子はより重要な話題に内容を絞って開示するツールと位置づけて内容を企画。発行2年目となるCSRレポートは、「東ソーらしさ」を前面に出し、同社のCSR経営の考え方や姿勢が明確に伝わる報告となるよう工夫しました。例えば、価値創造のプロセスを示す「東ソー 価値創造の木」では、持続可能な社会の実現に貢献しながら成長を志向する東ソーの姿を木になぞらえて説明しています。また、Webサイトでは、冊子では掲載しきれない詳細なESGデータやさまざまな社会貢献活動についても漏らさず掲載し、ガイドラインなどの情報開示要請に応えることをめざしました。