グローバル広報
海外事業会社サイトの制作支援
関東圏を基盤に金属スクラップや廃自動車、産業廃棄物、廃家電などの資源リサイクル事業を展開するリバーグループを統括する持株会社。「地球を資源だらけの星にしよう。」というビジョンを掲げ、高度循環型社会の実現を目指す静脈ビジネスを展開している。
グループ会社の「日高スズトクタイランド」では、初の海外拠点として、日本品質のリサイクルサービスを提供。主に日系企業の生産拠点から出る工場発生くずを扱っている。
日高スズトクタイランドは、2014年にリバーホールディングス(当時のスズトクホールディングス)と現地の日高洋行エンタープライズとの合弁会社として設立されました。これまで自社の公式Webサイトは設置されておらず、対外広報発信に課題を抱えておられたことから、当社にお声がけいただきました。
対象顧客が現地で事業展開しようとしている日本企業であることから、日本企業が金属リサイクル会社に求めるポイントを整理。サプライチェーンマネジメントの一環として環境への配慮や品質確保・安全衛生の徹底、コンプライアンス徹底などが求められていることを踏まえ、それらのニーズへの日系企業ならではの対応力を強みとして訴求することをご提案しました。
制作にあたっては、現地カメラマンによる撮影でコストを抑えつつ、ドローン撮影も行い、要所で動画を用いて現地の雰囲気や規模感が伝わるようにしました。日高洋行エンタープライズによるマングローブの植林イベントも撮影・インサートすることで、ポジティブな印象を与えるサステナビリティ・ブランディングにつなげています。
あわせて、日高洋行エンタープライズのネットワークも掲載して現地での事業の広がりを見せることで、日・タイ連携企業の強みを訴求しています。
当社に知見がないなか、目的設定からお手伝いいただき、スムーズに完成させられました。
リバーホールディングス株式会社
経営企画部
ご担当者様
当社では、海外におけるWebサイト制作に関する知見がなく、課題すら見えない状態からのスタートとなりました。そうしたなかでブレーンセンター様が、日高スズトクタイランドの設立目的、当社における位置づけ、将来の構想、Webサイトで実現したい事などをヒアリングし、サイトの目的・方向性・コンテンツを提案してくださいました。まとめてくださった資料は、これまでは資料として社内で整理されていなかった情報ということもあり、サイト制作担当者だけでなく、当社の幹部や日高スズトクタイランド経営層の合意形成資料としても活用することができました。また、現地撮影では、日本人ともタイ人とも難なくコミュニケーションが取れ、質の高い映像を撮影できるカメラマンを手配いただき、2日間にわたる撮影日程を大変スムーズに終えられました。ブレーンセンター様は、高い視座を持ちつつ情報を可視化し、当社の状況を踏まえて提案をくださる所が最大の魅力です。