投資家向け広報(IR支援)
統合報告書制作支援
2023年9月11日作成
インターネット広告を中心としたデジタルマーケティング事業や、マンガアプリ「GANMA!」をはじめとした多数のメディアプラットフォーム事業を展開するIT企業。自社の最大の資産を「当事者意識が高く起業家精神あふれる人材」とし、人材育成や人材マネジメント研究に注力しており、豊富な人材データベースとテクノロジーを駆使したAI型人事システムを活用して人材の活躍を促進している。
急速に拡大するデジタル広告市場のなかで、広告の目的やフォーマットの変化に対応したビジネスを展開し、高い成長率を実現して来られたセプテーニ・ホールディングス様。当社では2021年から、同社の統合報告書の制作をお手伝いしてきました。2022年版の報告書では、さらなる成長に向けた施策をより鮮明に示すことと、同社の最大の特長である「人」に関する施策をアピールするという点に注力して制作をお手伝いさせていただきました。
冊子冒頭部で「何をしている会社なのか」を端的に示すとともに、多様なグループ企業をまとめる価値観との位置付けで、ビジョンと理念体系について詳説。事業内容を紹介するパートではステークホルダーダイアログを掲載し、2021年に実施した電通グループとの資本業務提携深化の現時点の成果と今後の展望を伝えるなど、各施策の内容をリアリティをもって伝えられるよう工夫を凝らしました。
また、「人材(人的資本)」に強い思いをもって取り組んできたことを訴求できるよう、特設ページを設けて取り組み内容を紹介。社長メッセージや、社長と社外ステークホルダーとの対談記事においても、こうした思いに触れています。
社の内外を問わず、ポジティブな評価をいただく機会が増えました。
株式会社セプテーニ・ホールディングス
経営企画部 IR課
ご担当者様
セプテーニグループでは、昨今の社会や事業を取り巻く環境、およびグループの事業形態や規模などが大きく変化していることから、2022年10月にグループ理念体系を改定しました。創業から受け継いできた精神や、常に人(従業員)を中核的な資本と捉えて積極的な投資を行ってきたというコアバリューの部分と、変化に適応しながら成長してきたという両方の切り口を伝えるにはどうすれば良いかという課題がありました。
ブレーンセンター様には、私たちの伝えたいことを汲み取っていただきながら、より良い報告書にするためのご提案を数多くいただきました。その結果、初めて制作をご支援いただいた2021年版、そして今回の2022年版と、発行回数を重ねるごとに、社内外問わず多方面からポジティブな評価をいただく機会が増えているのを担当者一同、実感しております。特に、社長メッセージや多様なステークホルダーとの対談コンテンツからは、当社グループのコアバリューである「人的資本」についての考え方を随所で読みとることができます。テーマの設定やインタビュー当日の段取りまで進めていただいたブレーンセンター様のお力添えによって、報告書の充実度を高めることができたと感じています。
セプテーニグループは引き続き、成長に合わせて積極的な情報開示を行い、企業価値向上につなげていきたいと考えております。その重要なツールである統合報告書をさらに進化させるべく、今後も取り組んでいきます。