サステナビリティ・CSR広報
サステナビリティレポート制作支援
開拓使麦酒醸造所として1876年に創業。現在では酒類事業のほか、食品・飲料、不動産の各事業を営むサッポログループの持ち株会社として、世界に潤いと豊かさをもたらす商品を提供しつづけている。
当社はサッポロホールディングス様の「サステナビリティブック」制作を2022年度からお手伝いしています。
2年目となる2023年版の制作にあたっては、それまで統合報告書と重複掲載させてきた情報などもあったことから、これを見直し、サステナビリティブックとして役割を明確にしたいとのご相談をいただきました。そこで、サステナビリティサイトも含めた関連メディアの位置付けを整理し、サステナビリティブックを「マルチステークホルダー(主に従業員、求職者、取引先の方)にサッポロらしいサステナビティ活動をアピールするコミュニケーションツール」と定義付けて構成提案しました。
また、同社は創業150周年を迎える2026年に向けて、2022年に4カ年の新たな経営計画を策定しています。サッポログループが提供する価値を定義し、これを実現させるためのマテリアリティも見直されました。これらについて従業員にも理解してもらいたいとのご要望を受けて、特設パートを設け、マテリアリティの意義をWHY(なぜ、取り組むのか)、HOW(どのように取り組むか)、WHAT(社内外に与える影響)という構成で説明しました。
これらとあわせて、読者にとって「読みたくなる」紙面となるよう表現や掲載要素を調整。文章量を抑え、見出しで要点が伝わる構成とするほか、親しみやすくあたたかみのあるデザインを心がけるなどの工夫を凝らしました。
読者に親しみやすく、読みやすいコミュニケーションツールとなりました
サッポロホールディングス株式会社
経営企画部サステナビリティグループ
御畑 秀樹 様
ブレーンセンター様には前回に引き続き2回目の制作支援をお願いすることとなりました。昨年版のレビューを踏まえ、早い時期にコンセプト案やページ構成案をいただけたことで、完成イメージについて意見をすり合わせる時間も十分に確保できました。おかげさまで、発行の目的やターゲットも明確化でき、統合報告書との使い分けについてもいい形で整理できました。統一性のあるしっかりとしたページ構成に仕上げることができ、親しみやすく読みやすい新デザインも、今号のコンセプトにしっくりとマッチした形にできたと思います。
また、メールではなく、Teamsを活用してチャットや原稿のやり取りをすることで、制作進行がよりスムーズに、ストレスも少ないものとなりました。