サステナビリティ・CSR広報
サステナビリティブランディング・開示支援
バンダイナムコグループの持株会社。人気キャラクターなどのIPを軸にネットワークコンテンツや家庭用ゲーム、トイホビー、映像や音楽などの企画・制作、アミューズメント施設の運営など多彩な事業を展開し、世界中の人々に「笑顔」を届ける総合エンターテイメントグループ。パーパスとして「Fun for All into the Future」を掲げ、「夢・遊び・感動」でつながる未来を世界中のすべての人とともに創り続けることを目指している。
2021年にパーパス、サステナビリティ方針を制定したバンダイナムコホールディングス様。「消費者に、自社のサービスだけではなくサステナビリティ活動についても知ってもらいたい」「サステナビリティを志向する企業風土をつくっていきたい」「機関投資家向けに人権における情報開示を強化したい」というご相談をいただき、サステナビリティサイトおよびイントラサイトの制作、勉強会の開催、情報開示強化のご支援を実施しました。
まず、サステナビリティサイトにおいては100件以上の活動記事を掲載した「取り組み一覧」ページを制作。記事検索には事業・地域・IP・マテリアリティごとの選択肢を設け、消費者・機関投資家・従業員など多様なステークホルダーに配慮しました。
イントラサイトにおいては、サステナビリティの基礎を学習できるコンテンツや、自分が日々取り組むサステナビリティ活動を自身で発信する社員参加型のコンテンツを通して、サステナビリティへの関心が薄い従業員に対するサステナビリティの「自分ごと化」を促しました。
また、2022年11月には経営層への勉強会も実施。バンダイナムコグループが開示する情報をもとに、サステナビリティを専門に学ぶ大学生が意見する動画を通して、現状に対する問題意識を共有しました。
さらに人権対応を促進するため、経営層に向けた勉強会を開催するとともに、2023年にはグループの主要事業を対象に人権デューディリジェンス調査を支援。事業会社、事業会社に関連するサプライヤー、業界団体へのヒアリングを実施し、取り組みの状況を社内向けのレポートとしてまとめました。
「バンダイナムコらしさ」を共に追求いただきました。
株式会社バンダイナムコホールディングス
サステナビリティ推進部マネージャー
平 秀之 様
私たちバンダイナムコグループは、多彩なIPが持つ魅力を、トイ、ゲームコンテンツ、映像・音楽コンテンツ、ライブイベント、アミューズメント施設などの幅広い事業カテゴリーを通じて世界中のファンに向けてお届けするとともに、パーパスである「Fun for All into the Future」のもと、“夢・遊び・感動”でつながる心豊かな未来を世界中の人々とともに創り続けることを目指しています。
企業の責務としてサステナビリティの取り組みが重要視される現在。ステークホルダーの皆さまによる、非財務情報の開示要求は高まっています。
また企業のサステナブル活動、従業員の自発的な取り組みを生み出していく、社内におけるサステナビリティ文化の醸成、従業員の理解向上が重要となります。
そこで私たちバンダイナムコグループではブレーンセンター様のご支援をいただき、2022年11月にグループ従業員向け啓発ツールとしてサステナビリティに特化したWeb社内報を新設、そして2023年2月に非財務情報の拡充を目的に弊社公式サイト(サステナビリティサイト)を大幅リニューアルいたしました。
通常、企業のサステナビリティサイトは投資家の皆さまに向けた非財務情報の発信の場とするケースが多いかと思います。しかしながら私たちが考えるサステナブル活動は、パーパス同様、世界中のファン、社員、そしてそのご家族といったあらゆるステークホルダーとつながり、ともに取り組む活動です。そのためにも投資家の皆さまだけでなく、ファン、社員、そのご家族といった皆さまにもその取り組みを理解していただく必要があります。そこでサイト制作にあたっては「エンターテインメント企業らしさ」「バンダイナムコらしさ」が溢れるサイトであり、誰もが理解できる分かりやすいサイト、と要望させていただきました。
「バンダイナムコらしさ」とは一体何か。
難しい弊社要望に対しても、真摯にご対応いただき、現在に至るまで非財務情報開示における「あるべき姿」を見据えながらも、投資家目線、そしてファン、社員の目線を意識した様々な提案をいただいております。
Web社内報開設から2年半、また公式サイトリニューアルから2年が経過しましたが、グループにおける従業員のサステナビリティ意識は大きく改善し、また社外におけるESG評価も少しずつではありますが向上しております。2025年4月にはキッズ向けサステナサイトを開設するまでに至りました。
これもブレーンセンター様のお陰だと感謝の念に堪えません。
目指すべきゴールはまだまだ先ではありますが、今後もブレーンセンター様のご支援を得ながら、着実に一歩一歩進んでまいりたいと考えております。